池の平森の音楽祭

「池の平森の音楽祭」の初仕事へ!

2006年8月10日と12日2日間にわたり、すでに13回目を迎える「池の平森の音楽祭」の調律に出向きました。
会場はアルペンブリックタトラ館(妙高高原ビール園)で、昨年まではいもり池そばの野外ステージでの演奏だったらしいですが、
タトラ館にステージを設置したこともあり、今回からこの会場となりました。なんと気温は19度、上越は30度を越えていたとのことで
さすがは山の上、暑いのが大の苦手の当方としては一安心。
また、地元であるのに、初めてきた地ビール館に感動。
近郊でこのような施設があることを知らず残念。今度は仲間とジンギスカンと地ビールを飲みにきます。

さて、このイベントは、斉藤明彦・斉藤美紀夫妻のピアノデュオコンサートを核として、
この日のために各地から集まるアマチュアオーケストラで構成されています。
よって、2台のグランドピアノを使用するのです。
ピアノの置かれている環境や使用度から考え、かなりの難仕事になることは覚悟し出向きました。
案の定、アクション全体の動きが鈍く、鍵盤調整を含めた全体整調が必要であり、朝8時に会場入り~15時アップでがんばりました。

16時過ぎからリハーサル、ピアニストからの要望をお聞きし、本番前の再調整でOKをいただきました。
12日もモーツアルトの2台のためのコンチェルトを弾くとのことで、再度日程を確認して終了しました。

まだ場内での仕事でしたので、温度湿度の変化による影響が少なく良かったですが、今まで野外コンサートだったとのこと。
さぞや弾くほうも調整するほうも大変だったことでしょう。

12日は、9時いりでしたが、調律を始めてまもなく、ひどい雷雨で会場が元体育館ということもあり、
ひどい雨音で調律ができない状況。そして、会場にて小中学生のセミナーの閉校式が開催され、一時作業を中断。
残された時間を計算しながら作業内容を確認。

その間にまだ鍵盤の動きの鈍いC7の鍵盤をはずしバランスピンを調整。
この作業が実はとても重要。整調ではどうしようもできない粘りや動きをスムーズに変える唯一の調整です。
この調整により、さらに動きはスムーズに。
もう1台は次・高音の整音の要望があったので、それも調整。
13時半からのリハーサル、両方のピアノともピアニストから一発OKをいただき一安心。

そのピアノに何をすべきか、どのようにすることでそのピアノのもつ潜在力を引き出せるか、
特にその辺に趣を置いて調整しています。時間の組み立てと調整の精度の両立をさせながら、
最終的に演奏者に満足をしていただければと思います。

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